※対談の前編はこちら 「若者代表は古市さんじゃない、オレたちだ!」
この国はマズい。オレたちはうまく生きていけるのか?
──若者はなぜ選挙に行かないのでしょうか。
青木:自分たちが行ったところで、変わらないからです。
Tehu:声をあげても何も変わらないことをわかっている。もちろん政治に興味がある若者もいますが、ニュースで荒れた国会とかを見て、ひどいなあと幻滅している。もっと夢を見させてあげることが必要だよね。
青木:オレ、できると思うんです。
Tehu:若者の心に火をつけて盛り上がれば変わる。
青木:変わりますよ。
──では、社会をどう変えたいと思っていますか。どういう世の中が理想?
青木:どういう世の中という大前提の前に、何かマズいと思っていて、非常に焦燥感があります。
Tehu:ボクらがこの国でうまく生きていけるかどうかがあやしい。
青木:あやしい。いま、ノマドが若い世代に流行っているのは、その象徴だと思います。“就職することが果たして正しいのか”論者がけっこう出てきている。そういう人たちが家入さんを支持していたりしていて、その層が増えてきている。就職だけがキャリアじゃないと思っているんです。
Tehu:日本は起業が少ないっていうけど、ここ最近、起業がブームなんですよね。
青木:とくに若い世代は、「株式会社、つくっちゃおう」みたいなノリです。
──ほかに「この国、マズい」と思うことは?
Tehu:社会保障もマズいでしょ。年金システムって本当にひどいよね。
青木:オレら、もらえないから。もはや詐欺っすよ。オレオレ詐欺よりタチが悪い。まず「オレオレ」言ってこないですから(笑)。
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